スペイン国債が週ベースで大幅上昇-ギリシャ債務協議を注視

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26日の欧州債市場では、スペイン国債が週間 ベースで上昇した。ギリシャ救済合意への期待が高まったかと思えば冷 や水を浴びせられるという1週間だったが、最終的に合意がまとまると の見方が根強いことを示した。

スペイン10年債の週ベース上昇はここ4カ月で最大。一方、ドイツ 国債は下げ幅を拡大した。現行のギリシャ救済プログラム終了が30日に 迫る中、ユーロ圏財務相らは約1週間で5回目の会合を27日に開き合意 を目指す。

SEB(フランクフルト)のシニア金利ストラテジスト、マリウ ス・ダハイム氏は「戦術的に行ったり来たりしているだけで、最終的に は合意するというのが大方の見方のようだ」とし、「Grexit(ギ リシャのユーロ圏離脱)が先延ばしされれば、危機波及の問題は弱まる という論法だ。そうしたことからスペインなどが恩恵を受けている」と 発言。「だが、何か予想外のことが起これば、ニュースに左右されやす い目先の相場動向が反転することもあり得る」と付け加えた。

ロンドン時間午後5時現在、スペイン10年債利回りは前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.11%。前週末比では16 bp低下と、2月27日終了週以降で最も下がった。同国債(表面利 率1.6%、2025年4月償還)価格はこの日、0.385下げ95.51。

27日のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)に向けて、5カ月に わたるギリシャ債務協議を決着させるための技術的な議論がブリュッセ ルで行われている。

イタリア10年債利回りは6bp上昇の2.15%。前週末は2.28%だっ た。ドイツ債も6bp上げて0.92%。前週末から17bp上昇している。

原題:Spanish Bonds Pare Best Week in 4 Months as Greek Talks Continue(抜粋)

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