欧州株:ほぼ変わらず、もみ合う展開-週末のギリシャ協議注視

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26日の欧州株式相場はほぼ変わらずとなっ た。ギリシャ救済協議が土壇場で決着する可能性を市場参加者が意識す る中、日中は上下に振れる展開となった。

指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%高の396.85で終了。ギ リシャの債権者側が救済プログラムの5カ月延長と155億ユーロの資金 供与を提案したと欧州の当局者が述べると、一時0.8%の下げは解消。 指数はこれで0.5%高に達したが、ギリシャ政府が債権者案を拒否した と国営アテネ通信社(ANA)が報じると、この上げ幅を縮小した。

サクソ銀行の市場ストラテジスト、マッズ・コフォード氏は「年内 の投資の先行きに注目すれば、ギリシャが新たな救済を得られるかどう かは欧州株にとってそれほど重要ではない」とし、「多少の混乱はある が、その後はファンダメンタルズに焦点が戻るだろう」と語った。

ストックス600指数は前週末比では2.9%上げた。ギリシャのアテネ 総合指数はこの日2%高と、西欧市場の主要株価指数の中で上昇率1位 だった。

ギリシャのチプラス首相はこの日、ドイツのメルケル首相およびフ ランスのオランド大統領とブリュッセルで会談。ユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)が27日に再度開かれ、協議決着を図る。

個別銘柄では、独肥料メーカーのK+Sが30%急伸。カナダの同業 ポタシュによる買収提案を拒否する公算が大きいと、事情に詳しい複数 の関係者が明らかにした。K+Sは買収額が低過ぎると受け止めている という。英小売り大手のテスコは2.7%上昇。英同業のJセインズベリ ーは0.7%、ウィリアム・モリソン・スーパーマーケッツは0.6%それぞ れ上げた。

業種別では19指数の中で資源銘柄が最もきつい値下がり。アング ロ・アメリカンとBHPビリトンの下げが目立った。

原題:European Stocks Little Changed as Investors Weigh Greece Outcome(抜粋)

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