上海株の動揺が連動する米ETFに波及-今月の上げ消す

中国本土株に連動する上場投資信託( ETF)としては米最大の「ドイチェXトラッカーズ・ハーベスト CSI300中国A株ETF」が今月の上げを消した。中国株の上昇が終 わりつつあるとの懸念からボラティリティ(変動性)が1月以来の高水 準となっている。

同ETFは25日、5.1%下げ47.81ドルと、月間でも1月以来の下落 となりそうだ。同ETFのヒストリカルボラティリティ(30日)は47% に高まった。同日の上海証券取引所では売りが膨らみ上海総合指数が3 日ぶりに反落。同指数は12日、終値ベースで7年ぶりの高値となってい た。

ABRインベストメント・ストラテジーのブラッド・ガストワース 最高経営責任者(CEO)によれば、急上昇したバリュエーション(株 価評価)が持続不可能だと懸念する投資家と中国の金融緩和が一段の株 高を支えると期待する向きとのせめぎ合いで、相場の振れが大きくなっ ている。同CEOは「非常に高水準のボラティリティが続くだろう。中 国株がほぼ間違いなく速過ぎるペースで上昇したとの懸念から極端なボ ラティリティとなっている」と述べた。

原題:Shanghai Volatility Spreads to U.S. as ETF Erases Gains for June(抜粋)

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