シェル幹部、イラン訪問-制裁解除見据えプロジェクトを協議

英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルの 幹部らがイランとのパートナーシップの可能性について協議するため首 都テヘランを訪問した。イランの核開発プログラムをめぐって同国と欧 米など6カ国が最終合意に達すれば、大手石油各社はイランへの復帰を 真剣に検討していることがあらためて示された。

シェルは24日、電子メールで送付した資料で、イラン当局者との会 合では、国営イラン石油公社(NIOC)への未払い債務と事業協力が 可能な分野について話し合ったことを明らかにした。シェルの年次報告 書によれば、同社は昨年末時点でNIOCに対し石油関連で21億6000万 ドル(約2700億円)の債務があるが、対イラン制裁のため支払うことが できない。

シェルは以前、世界4位の原油埋蔵量を誇るイランへの再参入を望 んでいることを示唆していた。同社のベン・ファンブールデン最高経営 責任者(CEO)のほか、フランスのトタルとイタリアのENIの CEOは今月ウィーンでイランのザンギャネ石油相と会談している。シ ェルがテヘランでも会談を持ったことは、同社が関わりを強めているこ とを示している。

原題:Shell Executives Visit Tehran for Projects If Sanctions End (1)(抜粋)

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