中国企業の米上場廃止、次はどこか-鍵握るのはセコイア沈氏

海外上場の中国企業に対する買収が熱を帯び ているが、次の標的を定める上で鍵を握るのは沈南鵬(ニール・シェ ン)氏かもしれない。

ベンチャーキャピタリストやプライベートエクイティ(PE、未公 開株)投資会社が上場先を米国から中国に変えようとする企業に探りを 入れている。その中でセコイア・キャピタル・チャイナの共同創業者で ある沈氏は目立つ存在だ。

中国国際金融(CICC)によれば、オンライン小売りの聚美優品 (ジュメイ・インターナショナル・ホールディング)やオンラインブッ クメーカー、500ドットコムが次の買収標的となる可能性が高い。セコ イアは聚美優品の株式を15%以上持つ。

北京大学光華管理学院のポール・ギリス教授は電子メールで、「米 上場の中国企業が本国の取引所でより高い評価を受ける機会が今まさに 本当にある。PE投資各社が上場廃止と再上場の知恵を提供している」 とコメントした。

沈氏は2005年にセコイアを共同で設立。オンライン旅行代理店の携 程旅行網(Cトリップ・ドットコム・インターナショナル)を始めて6 年後のことだった。米誌フォーブスによれば、事業での成功により沈氏 は中国人富豪の1人となった。セコイアの広報担当者(北京在勤)に同 社の投資計画について電話でコメントを求めたが返答はなかった。

原題:In China Buyout Boom, One Man Stakes Claim as King of Rainmakers(抜粋)

--取材協力:Aleksandra Gjorgievska、Michael White.

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