きょうの国内市況(6月25日):株式、債券、為替市場

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●日本株は5日ぶり反落、ギリシャ期待後退と96年来高値の反動で売り

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東京株式相場は5営業日ぶりに反落。ギリシャ債務交渉への期待感 の後退、日経平均株価が前日に18年半ぶりの高値を付けた反動から売り が優勢だった。ゴム製品や輸送用機器など輸出関連株が下げ、電力や不 動産、パルプ・紙など内需株も安い。

TOPIXの終値は前日比8.98ポイント(0.5%)安の1670.91、日 経平均株価は96円63銭(0.5%)安の2万771円40銭。

JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳グローバル・マ ーケット・ストラテジストは、ギリシャ情勢について「前日夕方からの 状況を見る限り、予断を許さない」と指摘。今週前半にかけ、協議が前 進する可能性を「さまざまなマーケットが好感していたが、まだ根本的 な部分で関係者の意見が合わない」と話していた。

東証1部33業種はゴムや電気・ガス、パルプ・紙、不動産、輸送用 機器、倉庫・運輸、ガラス・土石製品、食料品など24業種が下落。海運 やその他製品、保険、石油・石炭製品、情報・通信など9業種は上昇。 東証1部の売買高は20億8032万株、売買代金は2兆3492億円。値上がり 銘柄数は427、値下がり1351。

売買代金上位ではTDKやKLab、三井不動産、マツダ、三井化 学、日本特殊陶業が下げ、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を下 げたダイキン工業、「買い」コンビクション・リストから削除したファ ナックも安い。半面、NTTやアルプス電気、任天堂、JR東海、ユ ニ・チャーム、電通、ニコンは高く、材料系中低位銘柄のMrMaxや さが美は急伸した。

●債券は反落、2年入札結果受け先物中心に売り圧力-ギリシャ問題も

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債券相場は反落。ギリシャの問題をめぐる不透明感から投資家の手 控えムードが広がる中、きょうの2年利付国債入札で応札倍率が3年半 ぶりの低水準となったことなどを受けて、先物を中心に売り圧力が強ま った。

25日の長期国債先物市場で、中心限月9月物は前日比10銭高の146 円95銭で取引を開始し、午前には147円02銭まで上昇する場面もあっ た。午後の2年債入札結果の発表後からは水準を切り下げ、一時は25銭 安の146円60銭と、日中取引ベースで17日以来の安値を付けた。結局 は10銭安の146円75銭で引けた。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「基本的にはヨー ロッパ、ギリシャの不透明感があるので、大半の投資家は様子を続けて いる中で起きている」と指摘。「2年債入札結果は無難だったが、テー ル(落札価格の最低と平均の差)が伸びたことや応札倍率が低かったこ とが先物で意識されたかもしれない」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と同 じ0.455%で取引を開始。いったんは1ベーシスポイント(bp)低 い0.445%まで下げたものの、取引が進むにつれて水準を引き上げ、一 時は17日以来の高水準となる0.48%を付けた。

財務省が午後零時45分に発表した表面利率0.1%の2年利付国債 (354回債)の入札結果によると、最低落札価格が100円19銭5厘と市場 予想と一致した。小さいと好調な入札を示すテールは2厘と、前回の1 厘からやや拡大。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.71倍と、2011 年11月以来の低水準となった。

●ドル・円は123円台後半、ギリシャ支援交渉の不透明感で円買い圧力

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=123円台後半で推 移。債務問題を抱えるギリシャ向け支援交渉の不透明感を背景に、リス ク回避に伴う円買いがやや優勢な展開となった。

25日午後3時10分現在のドル・円相場は123円63銭付近。午前に123 円96銭を付けた後、午後にかけてドル安・円高が進み、一時は123円56 銭と2日ぶりの円高値を付けた。

マネースクウェア・ジャパン市場調査部の山岸永幸シニアアナリス トは、日本株の下げ渋りを背景に124円付近まで値を戻す局面も見られ たが、引き続き「ギリシャの問題が最大の懸念」と指摘。株価はマイナ ス圏で推移しており、「ドル・円相場の上値は重い」としている。

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