コンテンツにスキップする

ギリシャ、修正案を財務相らに提出-デフォルト回避に向け

更新日時

ギリシャ政府は25日、救済を受けるのに必要 な修正案をユーロ圏の財務相らに提出した。合意にこぎ着けデフォルト (債務不履行)を回避したい考えだ。

財務相らは午後の会合で、ブリュッセル時間正午少し前に届いた同 案が債権者側の求める条件に沿っているかどうかを検証する。オースト リアのシェリング財務相が会合前に記者団に述べた。

ギリシャのチプラス首相と債権者3機関のトップとの緊急会合は終 了し、議論の場は財務相会合に移る。救済プログラムが30日に期限切れ となる前に、5カ月にわたる対立を終わらせるためチプラス首相は取り 組んでいる。

欧州中央銀行(ECB)はこの日、ギリシャの銀行向け緊急流動性 支援(ELA)の上限を据え置いた。事情に詳しい関係者2人が匿名を 条件に明らかにした。ECBは現在、ギリシャの銀行向け流動性につい て毎日見直している。

ギリシャと債権者側がそれぞれの提案を互いに拒否している間に、 ギリシャが国際通貨基金(IMF)に15億ユーロ(約2100億円)を支払 う期日が迫った。期日は救済プログラム終了と同じ30日。年金や付加価 値税、債務減免が争点になっている。

バンクJサフラ・サラシンのチーフエコノミスト、カルステン・ユ ニウス氏は「交渉は極めて重大な局面にある。双方とも合意しようとい う政治的意思をある程度示しているが、技術的な調整が必要な詳細点が まだあまりにも多い」と話していた。

圧力が強まる中でチプラス首相は再び、IMFのラガルド専務理 事、ECBのドラギ総裁、欧州連合(EU)欧州委員会のユンケル委員 長と会合を持った。24日に始まった長時間の協議では突破口が開けなか った。ユーロ圏の財務相らは25、26両日のEU首脳会議の前に全当事者 に受け入れ可能な合意をまとめようと取り組んでいる。

原題:Greece Holds Marathon Creditor Talks as Default Lurches Closer(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie、Mark Deen、Birgit Jennen、Hans Nichols、Karl Stagno Navarra、Zoe Schneeweiss、Theophilos Argitis.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE