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中国、最もリスク高い措置の一つに近づく-預貸率上限撤廃で

中国が銀行改革で最大の措置の一つに踏み切 った。銀行の融資額を預金残高の75%までとする規定の撤廃に向けて動 き出した。

中国国務院(内閣に相当)の24日のウェブサイトでの発表による と、20年にわたり設定されてきた預貸率の上限は銀行法の改正を経て撤 廃される。この法改正には、来年3月の全国人民代表大会(全人代)常 務委員会の会議での承認が必要になる。

この改革で与信の伸びが押し上げられる可能性があるものの、より 大きな制約となっているのは景気減速で資金需要が抑制されていること かもしれない。ここにきて現実味を帯びているのが、中国人民銀行(中 央銀行)が金融改革で「最もリスクの高い」措置の一つと呼ぶ預金金利 の上限撤廃だ。これは今年後半に実施される可能性がある。

HSBCホールディングスのエコノミスト、屈宏斌氏(香港在勤) は「銀行融資に実際にブレーキをかけているのはリスク回避の姿勢だ」 と指摘。「一段と積極的な金融緩和が依然として、融資の伸び鈍化に対 する最も有効な対抗策だ」と述べた。

原題:China Moves Closer to ‘Riskiest’ Step by Removing Loans Cap (1)(抜粋)

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