きょうの国内市況(6月24日):株式、債券、為替市場

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●日経平均ITバブル超え、18年半ぶり高値水準-景気敏感や証券上げ

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東京株式相場は4営業日続伸。日経平均株価は2000年ITバブル時 の高値を上回り、18年半ぶりの水準となった。ギリシャ支援協議の合意 期待と良好な米国経済統計、為替の円安推移を好感する買いが優勢とな り、商社や海運、非鉄金属など海外景気敏感業種が上げ、証券や銀行株 も高い。

TOPIXの終値は前日比3.49ポイント(0.2%)高の1679.89、日 経平均株価は58円61銭(0.3%)高の2万868円3銭。日経平均は2000年 4月12日に付けた高値2万833円21銭を更新し、1996年12月以来の水準 を回復した。

BNPパリバインベストメント・パートナーズの清川鉉徳取締役運 用本部長は、ギリシャ情勢について予断は許さないとしつつも、「マー ケットは既に合意を想定している」と指摘。業績などをベースに、「年 内に日経平均は2万2000円は付けるだろうとみていたため、今この水準 は何ら不可思議ではない」と話した。ただ、米国の利上げ時期が不透明 な中では、一段のリスクテークには慎重であるべきとも言う。

東証1部33業種は海運や証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、 倉庫・運輸、卸売、非鉄、鉄鋼、銀行など25業種が上昇。保険や輸送用 機器、繊維、建設など8業種は下落。売買代金上位では楽天やアルプス 電気、村田製作所、双日、エーザイ、資生堂が上げ、米シェール事業か ら撤退する伊藤忠商事も高い。半面、富士フイルムホールディングス、 ホンダ、第一生命保険は安く、JPモルガン証券が第2四半期収益の鈍 化を予想したヤマハ発動機も売られた。

東証1部の売買高は26億2945万株、売買代金は2兆8343億円。上昇 銘柄数は1048、下落682。

●債券反発、中期債堅調が支え-ギリシャ問題に結論出れば買い出動も

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債券相場は反発。日本銀行の国債買い入れオペなどを背景に需給が 引き締まりやすい中、中期ゾーンが堅調に推移したことが相場を支え た。市場参加者からはギリシャの金融支援協議に一定の結論が出れば、 債券買いが入るとの見方が出ている。

24日の長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比5銭高の146 円80銭で開始し、146円82銭を付けた後、2銭安の146円73銭まで下落し た。しばらく前日終値付近でのもみ合いが続いたが、午後の取引終盤に 水準を切り上げ、10銭高の146円85銭まで上昇した。結局は146円85銭 と、この日の高値で引けた。

US証券の井川雄亮デスクストラテジストは、「株価が上昇してい るが、債券相場も中期ゾーンを中心にしっかりだ」と話した。ギリシャ 問題が決着しそうだとの見方を背景とした世界的な金利上昇懸念は相当 落ち着いてきたので、「外部環境からはサポートされやすい」とも言 う。一方、超長期ゾーンについては「最終投資家以外の利益確定が出て いるのかもしれない」と指摘した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベー シスポイント(bp)高い0.47%と、17日以来の高水準で開始した。午後2 時半すぎからは0.46%で推移している。新発5年物の124回債利回りは 1bp低い0.115%に下げている。

日銀がこの日実施した長期国債買い入れオペ3本(総額1兆1750億 円程度)の結果によると、残存期間1年超3年以下と、3年超5年以下 の応札倍率が前回から低下した。一方、5年超10年以下は上昇した。

●ドル・円は124円挟み、ギリシャ問題楽観でリスク回避姿勢が後退

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=124円ちょうどを 挟んで推移。ギリシャ救済合意への楽観からリスク回避姿勢が和らぐ 中、ドルは底堅い展開となった。

24日午後3時55分現在のドル・円相場は123円92銭前後。前日の海 外市場では米債利回りの上昇を背景に一時124円19銭と4営業日ぶり に124円台を回復。この日の東京市場でも123円台後半でもみ合った後、 午後に124円11銭まで水準を切り上げる場面が見られた。

SMBC信託銀行金融商品開発部のシニアマネジャー、シモン・ピ アンフェティ氏は、「ギリシャ債務をめぐるグッドサプライズも、米金 融当局の利上げを予想よりも早く、より容易にするため、ドルポジティ ブだ」と説明。短期的にドルは買われやすいと指摘した。

ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.11ドル台後半でもみ合った後、欧 州市場に向けて1.1212ドルまでじり高となった。同時刻現在は1.1195ド ル前後。前日の海外市場では一時1.1135ドルと8日以来の水準までユー ロ売り・ドル買いが進んでいた。

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