米国株:下落、ギリシャ問題めぐる交渉続く-素材株など安い

更新日時

24日の米国株は下落。素材株が下落したほか 鉄道株が売られた。ギリシャ問題をめぐる交渉はまだ続いている。

鉄道株のカンザスシティー・サザンやCSXが大幅安となり、工業 株も下落した。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)は売られたが、 フォード・モーターは上昇した。ゴールドマン・サックス・グループの 株式投資判断が手掛かりとなった。ネットフリックスは0.4%下落。資 産家カール・アイカーン氏はツイッターで、保有するネットフリックス 株を全て売却したことを明らかにした。

S&P500種は0.7%安の2108.58 。ダウ工業株30種平均は178ドル 安の17966.07ドル。ナスダック総合指数は0.7%下げた。

マックイーン・ボール・アンド・アソシエイツ(ペンシルベニア州 ベスレヘム)の最高投資責任者(CIO)、ビル・シュルツ氏は「これ までの数日間が良好だったことから、若干下げたに過ぎない。ギリシャ 問題がすぐには解決しないだろうと、ある程度の不安感がある」と述 べ、「それ以外にも来月の決算発表シーズンまではやや静かだ」と続け た。

ギリシャ動向

ユーロ圏財務相はブリュッセルで24日夜、ギリシャ支援をめぐり会 合を開いたものの、支援条件をめぐる対立の打開は当面難しいとしてい ったん終了した。これを受け、ギリシャのチプラス首相は同日深夜に債 権団の3機関のトップとこの日2度目の協議を行う。

今年1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)確定値 は前期比年率でマイナスとなったが、改定値からは上方修正された。個 人消費が寄与した。

米商務省の発表によると、第1四半期GDP確定値は前期比年 率0.2%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値と一致 した。改定値は0.7%減だった。

ボラティリティが上昇

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は9.5%上昇して13.26。

S&P500種産業別10指数はいずれも低下。素材株や工業株、ヘル スケア関連株が売られた。

この日の金融株は3日ぶりに下落。シティグループやキーコープ、 バンク・オブ・アメリカ(BOA)はいずれも安い。

GMは3.1%安、フォードは1.4%値上がりした。ゴールドマンはフ ォードの成長見通しを有力視し、投資判断を引き上げた一方で、GMの 投資判断を下げた。

S&P住宅建設株価指数は上昇。レナーは四半期決算を手掛かり に4.2%高、KBホームやパルトグループも上昇した。

原題:U.S. Stocks Decline Amid Greek Debt Talks After Nearing Record(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE