欧州株:下落、ギリシャ債務協議まだ先長いとの見方で

24日の欧州株式相場は下落。ギリシャのチプ ラス政権が救済融資の確保に向け用意した提案を債権者側が受け入れな かったことが背景。債権者側は修正案を提示したが、これをギリシャ側 は拒否している。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の397.32で終了。一時 は0.7%下げた。ギリシャのアテネ総合指数は5日ぶりに値下がり し1.8%安となった。この下げ幅は西欧の主要株価指数の中で最大。こ の次に下落率が大きかったのはポルトガルのPSI20指数の1.3%だっ た。

チプラス首相はこの日ブリュッセルで、欧州中央銀行(ECB)の ドラギ総裁と国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、欧州連合 (EU)欧州委員会のユンケル委員長と会談した。

CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、ジャスパー・ロ ーラー氏は「提案が拒否され、数日前ほど分かりやすい状況ではなくな った」と指摘。その上で、「土壇場で調整するのだろう。期日までの合 意に至るのに十分な、より多くの提案が出されるという期待はまだ幾分 続いている」と語った。

ギリシャ救済プログラム終了日とIMFへの約15億ユーロ支払い期 日は30日。この締め切り前の合意を目指し、ユーロ圏財務相らは会合す る。ドイツ財務省のイエーガー報道官は「われわれの印象は、まだまだ 先は長いというものだ」と語った。

個別銘柄では、ベルギーの小売り大手デレーズ・グループが7.7% 下落。フランスのブイグは9.3%の大幅安。同社に携帯電話部門への買 収案を拒否されたニュメリカブル-SFRは9.4%下げた。

原題:European Stocks Fall as Greece, Creditors Reject New Proposals(抜粋)

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