ドイツ国債が続伸、ギリシャ債務協議まだ先長いとの見方で

24日の欧州債市場でドイツ国債が続伸。ギリ シャのチプラス首相がブリュッセルで債権者側との会合に臨んだもの の、金融支援をめぐる合意はまだ先との見方が広がった。

スペイン国債は一時の上げを消す展開となった。ドイツがギリシャ 救済をめぐる交渉で合意が近いとの楽観論に水を差したためだ。22日の 取引ではこの楽観論を支えに、スペイン10年債利回りは1年ぶり大幅低 下となっていた。

ノルデア銀行(ヘルシンキ)のチーフストラテジスト、ヤン・フォ ンゲリッヒ氏 (ヘルシンキ在勤)は「かなり神経質な展開だ」と指 摘。「ギリシャ情勢に誰もが注目している。合意を織り込むかなり強い 反応があったが、今では合意が不透明になったので相場の動きが逆方向 になっている」と語った。

ロンドン時間午後4時22分現在、ドイツ10年債利回りは前日比3ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.84%。同国債(表面 利率0.5%、2025年2月償還)価格は0.29上げ96.86。

ギリシャは国際通貨基金(IMF)への支払い期日を30日に控えて いるため、救済合意の可能性をめぐる全ての当事者のコメントに相場は 振り回されている。スペイン10年債利回りは過去10営業日は連日10bp 余りのレンジで推移し、過去1年の中央値の約7bpよりも大きく振れ てきた。

この日遅くの利回りは2.12%と、前日からほぼ変わらず。一時は2 bp下げた。同年限のイタリア国債利回りもほぼ横ばいの2.13%。だが 3bp下げたり、9bp上げる場面もあった。

ギリシャ支援合意を目指すユーロ圏財務相会合(ユーログループ) はこの日開かれる。デイセルブルム議長(オランダ財務相)はブリュッ セルで記者団に対し、「まだ大量の作業があり、決着には至っていな い」と述べた

原題:German Bonds Rise as Twists in Greek Debt Talks Buffet Markets(抜粋)

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