エコノス初値は2.2倍、中古品と温室ガス排出権-アンビシャス

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リユース品の販売や温室効果ガスの排出権売 買などを手掛けるエコノスが24日、札幌証券取引所アンビシャス市場に 新規株式公開(IPO)した。公開価格の600円に対し朝方から買い気 配値を切り上げ、午後1時15分に成立した初値は2.2倍の1320円。

同社は、1964年3月に電機製品の販売を目的に北海道北見市で設 立、現在は札幌市白石区に本社を置く。バッグや衣服、パソコン、書籍 などのリユース品の買い取り・販売を行うリユース事業では、ブックオ フやハードオフとフランチャイズ契約を締結。2011年11月には気候保護 を目的とするスイスのカーボン・オフセット・プロバイダーと共同で、 温室効果ガスの排出権の売買や創出、削減などに関するコンサルティン グを行う低炭素事業にも進出した。昨年1月に中国の排出権市場への参 入を目的に連結子会社も設立している。

水戸証券の岩崎利昭チーフオフィサーは、札証銘柄で「この商いが 続くかどうかに疑問もある。超短期売買の人が参加しているのではない か」と分析。また、市場の一部では「環境関連を注目ポイントに挙げる 人もあるが、市場の時流になっている感じとも言えない」と話した。取 引成立後の株価は、初値に対しストップ安水準となる300円安の1020円 と失速。

16年3月期の連結業績計画は、売上高が前期比2%増の43億3633万 円、営業利益が9.3%減の1億6066万円、1株利益は89.52円で、公開価 格のPERは6.7倍だった。上場に際し公募10万株、オーバーアロット メントを含む売り出し8万4000株を実施。主幹事は岡三証券。

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