欧州債:スペイン債ほぼ変わらず-ギリシャ注視で値動き荒い

更新日時

23日の欧州債市場ではスペイン10年債が前日 からほぼ変わらずとなったが、一時は値上がりするなど値動きの荒い取 引となった。ギリシャ債務をめぐる交渉が進展している兆しはあるもの の、トレーダーらはこの問題に引き続き神経質だ。

ギリシャと債権者が合意に近づいているとの楽観からスペイン10年 債は朝方に上昇。しかし数時間後には上げを消した。ユーロ圏諸国の首 脳らはギリシャに48時間以内の歩み寄りを求めているほか、25日には欧 州連合(EU)首脳会議を控えており、ギリシャ情勢から目が離せない 状況だ。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ス タメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は「投資家らは合意を期待しつ つも、まだ警戒している。周辺国の国債取引は目先、不安定だろう」と 語った。

ロンドン時間午後5時現在、スペイン10年債利回りは前日比ほぼ変 わらずの2.11%。一時は11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げた。22日は16bp低下と、2014年6月以来の大幅な下げ。同国債 (表面利率1.6%、2025年4月償還)価格はこの日、95.535となった。

欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは1bp低下の0.87%。 前日は13bp上昇していた。

原題:Spain Bonds Lose Gain in Sign Greek-Led Rally Won’t Run Smoothly(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE