投信リスクはシステミックでない-IOSCO

証券監督者国際機構(IOSCO)のグレ ッグ・メドクラフト議長は22日、米パシフィック・インベストメント・ マネジメント(PIMCO)がビル・グロース氏の退社後に投資家によ る大量の資金引き揚げに耐えることができたのは、投資信託が金融シス テム全般に脅威を突き付けることはないという主張を裏付けるものだと の見解を示した。

メドクラフト議長は、PIMCOと著名債券投資家のグロース氏が 昨年決別した際に市場が混乱しなかったことから、資産運用会社を大銀 行のように取り扱うことは控えるべきであることが示されたと指摘。預 金の取り付け騒ぎがあれば、金融機関が支払い不能になる引き金になり 得るものの、投信は解約急増に対処する用意があると付け加えた。

PIMCOやブラックロックなどの資産運用会社は、市場にストレ スがかかる状況で顧客の「取り付け」に直面する恐れがあるとの主張に 異議を唱えていた。IOSCOが先週、資産運用業界の幅広い「活動」 の調査に重点を置く方針を示したため、世界の大手資産運用会社は厳し い監督や資本規制を適用されるシステム上重要な機関に指定される事態 を免れていた。

原題:Gross’s Pimco Exit Shows Fund Risk Not Systemic, IOSCO Head Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE