米ヒューストンに向かう石油タンカー、荷降ろし待機長引く

米ヒューストンに向かう石油タンカーの船長 にとって、今最も役立つのは釣りざおかもしれない。

米国のシェールオイル生産が過去最高水準に達しているためヒュー ストンの貯蔵タンクへの原油の荷降ろし待機期間は4日と、通常の8倍 の長さとなっている。米国の港湾と水路は、ここ数十年で最高水準に達 している原油在庫と燃料輸出に対応している。

エネルギーを専門とする船舶ブローカー、ポテン・アンド・パート ナーズのタンカー調査責任者、エリック・ブロークフイゼン氏は16日、 ニューヨークから電話インタビューに応じ「水上にはさらに多くの石油 がある。船舶の荷降ろし待機システムは若干非効率的だ」と指摘する。

船舶ブローカー最大手、クラークソンのデータによれば、船舶の停 泊が長引きアフラマックス型タンカーの用船レートが1カ月で約2倍に 上昇したため船主企業にとって有利な状況となっている。世界金融危機 の直前に発注された新たな造船の急増により、数年にわたって損失が続 いていたこれらの企業は安堵(あんど)している。

船舶ブローカー、チャールズ・R・ウェーバー(コネティカット 州)のシニアアナリスト、ジョージ・ロス氏によれば、メキシコ湾の港 湾でのアフラマックス型タンカーの荷降ろし待機期間は通常、約12時 間。同型タンカーは南米-米国間で約50万バレルの石油を運搬する。

原題:Ship Captains Steaming to Houston Need Bait, Tackle, Endurance(抜粋)

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