米加州で続く干ばつ、洗髪など住民の衛生面にも影響及ぼすか

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米カリフォルニア州では歴史的な干ばつの影 響で芝生にやる水が不足しているが、住民たちの間では体を洗ったり住 宅を清掃したりすることも減ってくるかもしれない。

ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、デボラ・エトキ ン氏とグレゴリー・エルダーズ氏の19日のリポートによれば、米西部の 水不足により消費財最大手、米プロクター・アンド・ギャンブル(P& G)などが販売する洗剤の売上高が落ち込む可能性がある。ただ、シャ ワーで毛髪を洗う代わりにスプレーした後でくしでとかすタイプのドラ イシャンプーの売上高が増加しそうだ。

消費者が干ばつに対応し洗浄パターンを変えるのは前例がないわけ ではない。消費財メーカー大手、英・オランダ系ユニリーバのポール・ ポルマン最高経営責任者(CEO)は今月開かれた会議で、アナリスト と投資家に対し、水不足の影響でブラジル人がシャワーを浴びること が15%少なくなっていると説明。一方、資源消費を減らすことができる 同社製品の売り上げは他ブランドの2倍のペースで伸びており、収益性 も高いと述べた。

毛髪の天然油分を維持し刺激の強い物質の使用を避けたい消費者が 増えているため、ドライシャンプーの売り上げには既に弾みがついてい る。エトキン氏はユーロモニター・インターナショナルのデータを引用 し、これらの製品の売り上げは2019年にかけて、シャンプー全体の予想 である2%の5倍のペースで伸びるとの見通しを示した。

やむを得ずシャワーを全く浴びられない人々にとって、水を使わず 清潔さを保つ選択肢は幾つかある。米CVSヘルスが販売する洗剤など 水を必要としない医療従事者向けの製品が複数ある。

原題:Drought May Prompt Californians to Let Personal Hygiene Slide(抜粋)

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