22日のギリシャ合意なければECB難しい立場に、ノボトニー氏

欧州中央銀行(ECB)はギリシャの銀行向 け支援の拡大を検討しているが、22日に同国財政について合意できない 場合、ECBは難しい立場に追い込まれると、政策委員会メンバーのノ ボトニー・オーストリア中銀総裁が指摘した。

ノボトニー氏はウィーンで記者団に対し、22日午前にECBが決定 したギリシャの銀行向け緊急流動性支援(ELA)上限額引き上げは、 「22日のみ」有効だと述べた。欧州の首脳は同日中にブリュッセルで会 議を開き、ギリシャ救済パッケージや改革案について協議する。

同氏はまた、「結果が判明した時点で、ECBは規定に基づき (ELAの)さらなる延長が可能かどうか判断を迫られる」と説明。ブ リュッセルでの協議が不調に終われば、「ECBは極めて難しい状況に 陥り、この問題について協議する必要がある」と述べた。

事情に詳しい複数の関係者によると、ECBは22日、ギリシャの銀 行向けELAの上限を878億ユーロ(約12兆3000億円)に引き上げると 決定した。24時間以内にもう一度検証するという。関係者らは匿名を条 件に語った。ELA上限は17日に11億ユーロ引き上げて841億ユーロと された後、19日にさらに18億ユーロ増額されていた。ECB報道官はコ メントを控えた。

原題:ECB’s Nowotny Sees ‘Difficult Situation’ If No Greek Deal Today(抜粋)

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