米中、9月の首脳会談見据え合意点模索へ-戦略対話23日開幕

ワシントンで23、24両日に行われる第7回米 中戦略・経済対話は議題には事欠かないものの、合意可能な話題を見つ けるのは容易でなさそうだ。

同対話では人権からテロまで多様な問題が提起される見通し。米国 が中国を除外する環太平洋連携協定(TPP)交渉妥結に取り組む一方 で、中国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を目指してお り、さらに今月には米政府が中国に拠点を置くハッカーの犯行と指摘す る連邦政府職員の個人情報流出が起こった。

元外交官で、ニクソン元米大統領の1972年の訪中時に通訳を務めた チャス・フリーマン氏は「今年は米国が中国に厳しい注文を付ける問題 が山積している」と述べた。

また南シナ海での中国の岩礁埋め立て工事完了や来年の台湾総統選 挙など従来から米中間で摩擦を生んできた問題も緊急性が高まってい る。

フリーマン氏は今年の米中対話は主として、今年9月にワシントン で行われる米中首脳会談の下準備の役割を果たすと指摘。この点を考慮 すれば、さまざまな問題で緊張が高まることは好ましくないと述べた。

原題:U.S. and China Will Seek Patches of Common Ground as Talks Open(抜粋)

--取材協力:Brendan Scott.

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