ソフトバンク、インドで太陽光発電に参入-200億ドル規模

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ソフトバンクは22日、ブハルティ・エンター プライゼズとフォックスコン・テクノロジー・グループとの合弁によ り、インドで200億ドル(約2兆4600億円)規模の太陽光発電事業を始 めると発表した。

孫正義社長はニューデリーで記者会見し、同事業で20ギガワットの 発電能力を目指すと述べた。記者会見に同席したブハルティのスニル・ ミタル会長によると、合弁事業の経営権はソフトバンクが握る。

インドのモディ政権は太陽光発電能力を現在の4.1ギガワットか ら100ギガワットに引き上げることを目標としている。石炭への依存を 減らして汚染の少ないエネルギーに移行するには940億ドルが必要とさ れる。ソフトバンクの合弁事業が成功すれば、同政権の目標を20%満た すことになる。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスのバンダナ・ゴ バル氏(ニューデリー在勤)は、「日本の投資家がインド市場に満足で きるかが問題だ。同市場では地元企業が入札でかなり積極的に動くほ か、土地の所有権をめぐるリスクなどがあり、ソフトバンクが慣れてい る日本とは状況が異なる可能性がある」と指摘。ただ、「インドで機会 が尽きることはない」と付け加えた。

孫社長は向こう10年で200億ドルの投資を目指しているとし、その ペースはインド当局から得られる協力に左右されると語った。

ミタル会長は、合弁事業がラジャスタンとアンドラプラデシュを候 補地として検討するほか、太陽光パネルの生産を国内で手掛けることも 狙っていると述べた。最初のプロジェクトは1年から1年半以内に始ま る見通しという。

孫社長はさらに、日本の太陽光発電産業における経験をインドで活 用できると述べた。同社はインドで過去9カ月に10億ドルを投資したと いう。

原題:SoftBank’s Son Plans $20 Billion India Solar Power Venture (1)(抜粋)

--取材協力:Chisaki Watanabe、Suresh Seshadri.

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