ギリシャ劇は地域的な余興、世界の市場動揺せず-JPモルガン

ギリシャが欧州通貨同盟(EMU)を離脱し 得ることはもはや「想定外」ではないものの、世界の市場がパニックに 陥る原因にはほとんどならないと、JPモルガン・チェースが指摘し た。

同行のチーフ市場ストラテジスト、ジャン・ロイズ氏は投資家向け リポートで、「ギリシャのEMU離脱のリスクシナリオは同国にとって は劇的な出来事だが、世界の市場にとってはそうではないとアナリスト は受け止めている」と指摘した。

ユーロは22日のアジア市場の取引開始後、前週とほぼ変わらずの動 きで、3週間にわたる上昇を維持している。同日にはユーロ圏首脳がギ リシャ問題をめぐり緊急会議を予定しており、同国と債権者との支援協 議はヤマ場を迎える。

首脳会議で支援合意がまとまらない場合、ギリシャは資本規制の導 入が必要になると、JPモルガンは予想する。同行はユーロ圏の周辺国 の債券がドイツ国債を上回るパフォーマンスになるとみる賭けを減らす よう投資家に提言しながらも、ギリシャのユーロ圏離脱による株式相場 への影響は欧州に限定されようとの見解を示した。

同行はまた、譲歩の可能性はまだあるとの見方も示した。ロイズ氏 ら同行ストラテジストはリポートで「月末に双方でなくとも一方が目を つぶるか、最終的な期限を再び数カ月先送りすることで土壇場の合意が まとまると引き続き予想している」と説明した。

原題:Greek Drama a Regional Sideshow to JPMorgan as Euro Holds Gains(抜粋)

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