今年はひときわ注目、その理由-米中戦略・経済対話が23日開幕

今年は米国と中国の外交・経済閣僚らによる 年次会合、米中戦略・経済対話に注目する年だ。

今年で7回目となる同対話は23、24日にワシントンで開催される。 両国の例年と異なる状況を考えると、今回の会合は中国の金融システム 開放と通貨に関する規制の緩和に極めて大きな推進力を与える可能性が ある。

中国は今年、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR) 通貨バスケットへの人民元組み入れ実現を目指している。米国はそれ を、中国当局に経済自由化への取り組みを加速させるためのてことして 使いたいと考えている。

中国の習近平国家主席は9月に米国を公式訪問する。米国では2016 年の大統領選挙に向けたキャンペーンが始まり、中国は来年の20カ国・ 地域(G20)の議長国を務める。行動を起こすための要因は豊富にあ る。

ブルッキングス研究所のデービッド・ダラー上級研究員は「今年は 中国市場の開放に向けた進展を図るのに良い年だ」と述べた。

元米財務次官(国際金融担当)で現在、国際金融協会(IIF)専 務理事のティム・アダムズ氏は、「今は米国の現政権の終わりの時期 で、来年には大統領選が行われる」とし、米中が今こうした政策に取り 組むことが特に重要だと指摘した。

原題:What Happened to Paulson’s China Talks? This Year, Pay Attention(抜粋)

--取材協力:Andrew Mayeda、Xin Zhou、David J. Lynch、Chris Strohm、Michael Riley.

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