きょうの国内市況(6月19日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米景気安心と為替落ち着き-輸出、素材中心広く買い

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東京株式相場は反発。低インフレ下での景気回復の持続を示す統計 が相次ぎ、米国経済に対する安心感が広がった。為替の安定も好感さ れ、電機やゴム製品など輸出関連、繊維や化学といった素材株、食料品 株など幅広い業種が高い。

TOPIXの終値は前日比14.35ポイント(0.9%)高の1631.01と 4日ぶり、日経平均株価は183円42銭(0.9%)高の2万174円24銭と5 日ぶりに上昇した。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの三沢淳一執行役員は、 「コーポレートガバナンス改善で日本株のベースラインの評価が上が り、材料不足になるとすぐ調整してしまう従来の感じではなくなった」 と指摘。18日のギリシャ協議の決裂もサプライズはなく、「節目として 意識されていた日経平均2万円をいったん切った状態だったため、米国 株に連動し、ミニリスクオン的に上がった」とみていた。

東証1部の業種別33指数は繊維、ゴム、海運、パルプ・紙、食料 品、証券・商品先物取引、電機など28業種が上昇。鉱業や電気・ガス、 石油・石炭製品、医薬品、保険の5業種は下落。東証1部の売買高は24 億593万株、売買代金は2兆9610億円。上昇銘柄数は1368、下落409。

売買代金上位では、19日引け後のウィズダムツリー定期見直しによ る金額影響が上位にある、とみずほ証券が分析したファナック、ソフト バンク、ブリヂストン、リクルートホールディングス、東京エレクトロ ンがそろって上昇。村田製作所、セブン&アイ・ホールディングスも高 い。半面、ユニ・チャームや第一生命保険、国際石油開発帝石、東京ガ ス、J-POWERは安い。

●債券続伸、需給バランス良好で買い優勢-長期金利は2週ぶり低水準

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債券相場は続伸。ギリシャ情勢に関する警戒感や需給環境の良好さ が相場を支えた。長期金利は約2週間ぶりの低水準を付けた。

長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比4銭安の147円01銭で 取引を開始。いったんは146円98銭まで売られたものの、水準をすぐに 戻し、上昇基調を強めた。午後に入ると一段高となり、14銭高の147 円19銭と中心限月の日中取引ベースで9日以来の高値を付けた。結局 は147円19銭と、この日の高値で引けた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長は 相場が堅調な展開となった理由について、「海外金利が落ち着いてきた ことに加えて、国内的にも需給バランスが改善しており、買いが入って いる」と指摘した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは0.435%と、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と 横ばいで始まり、取引が進むにつれて水準を下げた。午後からは買いが 一段と強まり、新発債としては2日以来の低水準となる0.415%を付け た。

●ドルが上昇、ギリシャ情勢にらみ123円前半-FOMC後の売り一服

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東京外国為替市場では、ドルが大半の主要通貨に対して上昇。米連 邦公開市場委員会(FOMC)後のドル売りが一服する中、緊迫化する ギリシャ情勢などをにらみながらの展開となった。

ドル・円相場は1ドル=123円ちょうどを挟んで一進一退の展開が 続いていたが、午後には全般的にドル買いが強まり、一時123円22銭ま で値を切り上げた。午後3時25分現在は123円11銭前後。前日の海外市 場では米国の利上げが緩やかなペースになるとの観測を背景に、一時10 日以来の水準となる122円48銭までドル安が進んでいた。

三井住友銀行市場営業部為替トレーディンググループの呉田真二グ ループ長は、国際通貨基金(IMF)への支払期限の6月末を前にし て、「いよいよギリシャ情勢が最終局面に入ってきた」とし、「さすが に相場のリスクとして無視できない状況に入ってきている」と指摘。 「最終的に何らかの合意を得られるとみるが、相場的には不透明感を嫌 気したリスク回避の動きが強まる」と語った。

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