ウクライナが元本削減迫る、債権者に数週の検討期間-関係者

ウクライナは19日、190億ドル(約2兆3330 億円)相当の債務再編案を提示した。協議に詳しい関係者によれば、同 国は債権者に対して、モラトリアム(債務支払い猶予)の発動まで、数 週の検討時間を与える方針。

協議が非公開であることを理由に匿名で発言した同関係者によれ ば、ウクライナ案には40%の元本削減が盛り込まれている。一方、債権 者側はヘアカットは受け入れられないと主張しているため、交渉は難航 している。

アルカで新興国債券の運用に携わるジュリアノ・パルンボ氏(ミラ ノ在勤)は電子メールで「モラトリアムの脅威が確実に高まっている」 と指摘。この脅威が「交渉のプロセスを加速することを期待している」 と記した。

ジャレスコ財務相は同日にキエフで記者団に対し、この日の提案は 国際通貨基金(IMF)が下方修正した経済見通しに基づいていると説 明。元本削減の規模については具体的な数値を示さなかったものの、提 案には「相当の」ヘアカットや返済期限の延長などが含まれていると語 った。22日に期日を迎えるロシア向けクーポンの支払いを尊重すると語 った。ロシアはウクライナ債保有者では2番目に大きい。

同相はこの提案で「ウクライナが受け入れ可能な水準まで債務負担 を引き下げることを確実にする」と述べた。キエフ時間19日午後5時24 分現在、2023年4月償還債の価格は前週末比3.54セント安の額面1ドル 当たり50.96セント。これは3月20日終了週以来の大幅下落。

原題:Ukraine Said to Give Creditors Few Weeks to Accept Writedown (2)(抜粋)

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