アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が下落、印株は6日続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

19日の中国株式相場は下落。上海総合指数が年初来高値から13%を 超える下げとなり、調整局面に入った。中国最長の強気相場でバリュエ ーション(株価評価)が持続不能な水準に押し上げられたとの懸念が広 がった。

上海総合指数は前日比6.4%安の4478.36で引け、終値ベースで約4 週間ぶりの安値を記録した。調整局面入りは昨年1月以来。中国アルミ ニウム(チャルコ、601600 CH)と中国国際航空(601111 CH)が共に 8%を超える値下がりとなり、素材と工業株が下げの中心。CSI300 指数は6%下げた。

中国株は19日で強気相場928日目。中国の証券取引所が1990年に取 引を開始してから最長で、これまでの強気相場の平均期間の5倍超に達 している。

交銀国際の中国調査責任者、洪灝氏(香港在勤)は「調整幅が予想 より大きくなっても特段の驚きはない」と述べた。

香港市場では、中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指 数が前日比0.6%安で引けた。一方、ハンセン指数は0.3%高。

【インド株式市況】

19日のインド株式相場は6営業日続伸。モンスーン期の降雨量が予 想を上回っているおかげで、インド準備銀行(中央銀行)の利下げ余地 が小さくなるとの懸念が和らいだ。指標のS&P・BSEセンセックス は週間ベースでは4週間ぶりのプラスとなった。

インド最大のトラクターメーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンド ラは3週間ぶりの大幅高。住宅金融で国内最大手のハウジング・デベロ ップメント・ファイナンス(HDFC)は3日続伸。世界最大の製油所 を所有するリライアンス・インダストリーズは週間ベースでここ6年で 最大の上げとなった。

センセックスは前日比0.7%高の27316.17で終了。前週末比で は3.4%高と、上昇率は1月25日終了週以降で最大。降雨量が平年を上 回っているため食料品が値上がりせず、インド中銀の利下げ余地は維持 されるとの楽観が強まっている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.3%高の5596.99。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.3%高の2046.96。

【台湾株式市況】

19日の台湾株式市場は祝日のため休場。取引は22日に再開される。

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