ドイツ債や周辺国債が上昇-ギリシャ危機波及しないとの観測

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19日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇。ア イルランドやイタリアなどの高利回りの国債も買われた。ギリシャ債務 危機の影響がその他のユーロ圏諸国に波及することがほとんど懸念され ていない状況を示した。

アイルランドとポルトガルの10年債は4日続伸し、スペインやイタ リアの国債も買われた。この日の朝方は周辺国の国債は下げていた。18 日のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)はギリシャ問題をめぐる対 立が解けず、首脳らは22日に緊急サミットを招集することを余儀なくさ れた。

ラボバンクのシニア市場エコノミスト、エルウィン・デフロート氏 は「きつい言葉の応酬が続いているが、溝自体はそれほど大きくない」 とし、「土壇場まで待つ状況が続いている」と語った。

ロンドン時間午後4時41分現在、ドイツ10年債利利回りは前日比6 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.75%。今週は8b p下げた。18日には0.73%まで下げ、3日以来の低水準を付けた。同国 債(表面利率0.5%、2025年2月償還)価格はこの日、0.505上 げ97.66。

アイルランドとポルトガルの国債もプラス圏で終了。ギリシャのチ プラス首相はこの日、救済協議で合意できることを確信していると発 言、フランスのサパン財政相は18日に双方にとんでもない相違はないと 語っていた。

アイルランド10年債利回りは5bp下げ1.63%、12日以来では6b p低下。同年限のポルトガル国債利回りはこの日、7bp低下し3.04% となった。

原題:German Bonds Advance With Ireland Signaling No Greek Contagion(抜粋)

--取材協力:David Goodman.

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