三菱UFJ:UBSから資産管理事業を買収、300人継承へ

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三菱UFJフィナンシャル・グループ (MUFG)はUBSグループからファンド管理業務を手掛ける事業を 買収することで合意した。買収金額は最大で300億円規模になる見通し だ。

両社が18日に電子メールで送付した発表資料によると、三菱UFJ 信託銀行がUBSの「オルタナティブ・ファンド・サービス」を買収。 手続きは第4四半期に完了する見通し。三菱UFJ信託の富永恭史広報 担当は買収規模のほか、約300人のスタッフを継承することや買収後の ファンド管理残高が2600億ドルに倍増する見込みについて述べた。

三菱UFJは5月に発表した中期経営計画の中で資産運用・管理業 務のグローバル展開を重要戦略として掲げ、戦略的出資も行う方針を示 した。三菱信託は過去2年間に合計310億円を投じ海外の資産管理会社 を買収している。

クレディ・スイス証券の三浦毅司アナリストは19日付リポートで今 回の買収は「高成長の海外手数料ビジネスの取得である」と評価した。

プレゼンス

三菱UFJ信託銀行の岡本純一副社長は発表資料で今回の買収につ いて、「業界トップクラスの管理会社とするための拡大戦略の一環であ る」と述べた。UBSのファンド管理事業は「強固な顧客基盤とグロー バルな拠点網」を持ち、アジアでの強固なプレゼンスは戦略上、「大変 魅力的だ」としている。

合意には当局の承認が必要になる。

UBSグローバルアセットマネジメントのウルリヒ・ケルナー社長 は発表文で、三菱UFJの当該ビジネスの拡大ための「コミット、顧 客・従業員のスムーズな移行を確実なものとする姿勢が、われわれの決 定にあたっては大きなポイントとなった」と語った。

原題:Mitsubishi UFJ to Acquire UBS Fund Unit for Up to 30 Billion Yen(抜粋)

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