米国債でもユーロでもない、トレーダー必見は中国株-BOA

米国債やユーロは忘れてほしい。もし米バン ク・オブ・アメリカ(BOA)が正しければ、世界の債券・為替市場を 見極めるための新しい必見の指標はニューヨークやロンドンのトレーダ ーがほとんど気にかけないであろう中国本土株の指標、上海総合指数 だ。

BOAの世界金利・通貨調査責任者デービッド・ウー氏はニューヨ ークでのブルームバーグラジオのインタビューで、「オフィスに来ると 普通はまず最初に米10年物国債の利回り水準とユーロ・ドル相場を見 る。でも最近はブルームバーグの端末で最初に見るのは上海総合指数の 取引だ」と述べた。

ウー氏は中国株の上昇は非常に大きいと述べ、1990年代後半のドッ トコムブーム以降で世界最大のバブルだと指摘、やがてバブルが崩壊す れば世界中の市場にその影響が及ぶと予想した。

同氏は熱狂が過ぎ去れば、中国株は最大30%下落する可能性がある と語り、そうなればアジア一の経済大国である中国の成長の重要なけん 引力となっている消費者を圧迫すると説明。中国株売りはドルと米国債 にとって強気材料となると話した。

中国株バブル崩壊は「世界経済に連鎖反応」を引き起こすと見込む ウー氏は、「中国経済を今支えているのは中国の消費者だけだ。中国の 消費者全員が中国の株式市場に巻き込まれている」と述べた。

原題:Why BofA’s Global Bond Guru Is Fixated on Chinese Equities (2)(抜粋)

--取材協力:Sarah McDonald.

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