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ドイツ債ほぼ変わらず-ギリシャや米金利見通しで弱気派後退

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18日の欧州債市場ではドイツ国債がほぼ変わ らず。欧州債の指標とされる独10年債の利回りは日中は低下した。1週 間弱前は約9カ月ぶり高水準に達したものの、弱気派は今では鳴りを潜 めている。

独10年債利回りは10日に1%を突破したが、それ以降は20ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下。ギリシャのデフォルト (債務不履行)を欧州首脳らが回避できないとの見方で安全資産需要が 強まったためだ。

さらに買い材料となったのが前日の米連邦公開市場委員会( FOMC)。利上げペースは従来予測よりも緩やかになるとの見通しを FOMCが示したことで、ゴールドマン・サックス・グループが利上げ 開始時期予想を9月から12月に先送りした。スペインとイタリアの国債 はこの日値上がり。最近の利回り上昇で投資妙味が増した。

DZバンク(フランクフルト)の主席市場ストラテジスト、ダニエ ル・ レンツ氏は「リスク回避がドイツ国債への資金流入の引き金とな った。ギリシャがニュースの流れの中心にある」と指摘。周辺国債の利 回りは「魅力的な」水準に到達していたと付け加えた。

ロンドン時間午後4時23分現在、ドイツ10年債利回りは前日からほ ぼ変わらずの0.81%。一時は0.73%と、3日以来の低水準となった。10 日には昨年9月以降で最も高い1.06%を付けていた。同国債(表面利 率0.5%、2025年2月償還)価格はこの日97.15。

スペイン10年債利回りは前日比6bp低下の2.26%。5月末 は1.84%だった。同年限のイタリア国債利回りは3bp下げ2.28%。

原題:Bund Bears Retreat as Greece, Fed Rate Outlook Underline Allure(抜粋)

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