JPモルガンなど6行に住宅ローン債権回収で制約-米OCC

資産規模で米最大の銀行JPモルガン・チェ ースや住宅ローンの貸し手として米最大手のウェルズ・ファーゴなど銀 行6行が、住宅差し押さえ問題をめぐり決着した要件を満たしていない ため、住宅ローン債権回収権(MSR)の買い取りを制限される。米通 貨監督庁(OCC)が17日発表した。

OCCは声明で、住宅ローンの不備に関し2013年に合意した要件を 6行がクリアしていないと指摘。JPモルガンやウェルズ・ファーゴは 自らが組成もしくは借り換えを手掛けた新規の住宅ローンに関する債権 回収は引き続き可能なものの、要件を満たすまで債権回収の上級担当者 を指名することはできない。

HSBCホールディングスとUSバンコープ、サンタンデール銀 行、エバーバンク・ファイナンシャルも合意内容を満たしておらず、制 約を受けるという。

JPモルガン広報担当のジェーソン・ロボ氏は電子メールで、同行 は今夏の終わりまでに残りの要件への対応を完了できると説明。同行に よるオクウェン・ファイナンシャルからのMSR450億ドル(約5 兆5400億円)相当の購入は、17日のOCC発表前のものであり、影響を 受けないと語った。

ウェルズ・ファーゴの住宅ローン事業担当プレジデント、マイク・ ヘイド氏は「OCCと協力を続け、残る項目に対処する。数カ月以内に 作業を完了させる行動計画を策定した」とするコメントを出した。 HSBCとUSバンコープ、サンタンデール銀、エバーバンクの広報担 当者はOCCの要件に従うため取り組んでいると話した。

OCCの声明によると、バンク・オブ・アメリカ(BOA)とシテ ィグループ、PNCファイナンシャル・サービシズ・グループは要件を 満たしており、住宅ローン債権回収活動に一切の制約を受けない。

原題:JPMorgan, Wells Fargo Limited in Mortgage Servicing by OCC (1)(抜粋)

--取材協力:Hugh Son、Elizabeth Dexheimer.

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