加オイルサンド巨大プロジェクトの時代終えん-小規模に移行

カナダではオイルサンドの巨大プロジェクト の時代が終わりつつある。

原油価格が下落する一方、化石燃料からの脱却への圧力やアルバー タ州の増税によりコストはさらに上昇。パイプラインが不足しているこ ともありサンコア・エナジーやインペリアル・オイルなどの石油会社の より規模の小さいプロジェクトへの移行が加速している。

各社は、新規鉱床の開発を延期し、より速く収益が上がり労働力も 少なくて済む割安で小規模な掘削プログラムを優先している。この動き により予算超過が減り、米企業に対するカナダ企業の競争力が高まる見 通しだ。その代わり、生産の伸びが低下しカナダの産油地帯への経済効 果は小さくなると予想される。

サンコアのスティーブ・ウィリアムズ最高経営責任者(CEO) は10日、ブルームバーグのカルガリーオフィスでインタビューに応じ 「資本は確実性を好むが、現状は若干、不確実だ」と述べた。

カナダ石油生産者協会が今月発表したリポートによると、同国のオ イルサンド関連支出は今年、30%減の230億カナダ・ドル(約2兆3000 億円)となり、全体の原油生産は2030年までに昨年の推計値より17%減 少する見通しだ。

原題:Oil-Sands Megaproject Era Wanes as Suncor to Imperial Scale Down(抜粋)

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