フェッドウオッチの茶柱占いにトレーダーうんざり-米利上げで

米金融当局の利上げの予定について連邦公開 市場委員会(FOMC)の最新の声明に答えを求めようとしても失望す ること請け合いだ。

米連邦準備制度の政策担当者は用心深く、軽率で自らを拘束するよ うな声明は出さないものだ。それはフェアであり当然の姿勢だが、トレ ーダーはやや見通しの悪い状態に置かれる。

これは彼らにとって問題だ。セントラルバンカーが経済指標の数字 次第で金融政策スタンスを軌道修正する余地を残したいと考えるとして も、投資家はそんなぜいたくが常に許されるわけではない。トレーダー は自らの金利観を頼りに持ち高ポジションを調整しなければならない。

彼らの現時点での金利観は、連邦準備制度が2006年以来の利上げを 9月に行うというものだ。16、17日開催のFOMC後に政策担当者が観 測の正しさを示唆したとしても、それ以上踏み込むことはなかろう。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のグローバル金利・通貨責任者 デービッド・ウー氏は17日のFOMC政策決定発表前の段階で、「9月 の利上げに基本的にコミットする姿勢を固めるのは時期尚早だ。確かに 皮肉だが、市場は現時点で9月の利上げを100%織り込んでいる」とブ ルームバーグとのインタビューで語った。

自分の債券投資が心配なら、セントラルバンカーの発言の行間をこ とごとく読む「茶柱占い」ような神経戦を繰り返す覚悟が必要だ。中央 銀行が支配するサイクルがいつ終わり、市場のドラマが再開されるのが いつになるかと不安でいっぱいになり、お疲れ様というほかない。

原題:A Bond Trader’s Tedious, Tea-Leaf-Reading Life on Fed Rates Day(抜粋)

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