米国のドライバーの旺盛なガソリン需要、アナリストらも驚き

原油供給は潤沢だ。米国の製油所の稼働率は この時期としては10年ぶりの高水準に達している。従って同国のガソリ ン供給が潤沢なのも当然だ。そしてそれらは全て消費されつつある。

米エネルギー情報局(EIA)は1月に、米国の1-3月(第1四 半期)のガソリン需要が日量871万バレルになると予想。実際にはこの 量を10万バレル上回り、自動車の走行距離に換算すると過去最高の7201 億マイル(約1兆1600万キロメートル)に達した。これは、太陽との間 を約3900回往復する距離に相当する。

米国内外の旺盛な需要は、EIAやエナジー・アスペクツなどのア ナリストの推計を上回っている。このため、ガソリン小売価格は予想を 上回り、シェールブームも相まって米国の製油所による原油需要は拡大 している。

英コンサルティング会社エナジー・アスペクツのアナリスト、ロバ ート・キャンベル氏は11日の電話インタビューで「需要拡大のスピード は、われわれも含め多くの市場関係者にとって驚きだった」と指摘。 「需要については最初から非常にポジティブな見方をしていたが、それ でも増加ペースの速さに若干驚いた」と述べた。

全米自動車協会(AAA)が集計したデータによれば、米国のガソ リン小売価格は過去2カ月間に17%上昇し、14日には1ガロン=2.804 ドルと、昨年11月以来の高値を付けた。AAAは今年5月に、今夏の平 均価格が2.55-2.75ドルになるとの見通しを示していた。

原題:Gas-Guzzling U.S. Drivers Shock Even Analysts as Refiners Profit(抜粋)

--取材協力:Rupert Rowling、Mark Shenk、Barbara Powell、Christine Harvey、Shobhana Chandra.

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