【個別銘柄】良品計画が高い、住友重機が下落、和装関連上昇

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17日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は次の通り。

良品計画(7453):前日比6.8%高の2万2300円。インド最大の民 間企業リライアンス・インダストリーズグループのRBL社と合弁会社 を設立すると17日に発表した。RBL社はアパレルを中心に小売り事業 を展開しており、両社のノウハウを活かし同国で無印良品事業を立ち上 げる。

訪日外国人関連株:三越伊勢丹ホールディングス(3099)が3.2% 高の2159円、マツモトキヨシホールディングス(3088)が6.3%高 の5200円など。政府観光局は17日、5月に日本を訪れた訪日外客数は前 年同月比50%増の164万2000人だったと発表した。1月からの累計で は750万人を超え、引き続き好調なペースで推移しているとした。

住友重機械工業(6302):2.7%安の731円。みずほ証券は16日付で 投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を820円から810円に引き 下げた。2017年3月期を最終年度とする中期経営計画の営業利益目 標525億円は1年前倒しで達成可能と予想するが、過去最高益(08年3 月期778億円)更新する道筋は描けず、現行株価からのアップサイド余 地は限定的、と分析。16年3月期の連結営業利益予想を570億円から540 億円に(会社計画525億円)、来期を630億円から570億円に下方修正し た。

和装関連銘柄:呉服専門店を展開するさが美(8201)が15%高 の109円、着物や和装小物の販売仲介業を手掛ける日本和装ホールディ ングス(2499)が7.5%高の287円など。経済産業省の和装振興研究会 が16日、「きものの日」を提言した。同省製造産業局繊維課の渡辺宏和 課長補佐が17日に電話取材で述べた。

ジャパンディスプレイ(6740):5%安の511円。JPモルガン証 券は16日付で投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に、目標株 価を530円から450円に引き下げた。需給見通しが悪化する中でインセル 型パネルの競争が激化していることを勘案した。同証のフォーカスリス トからも削除した。

ツルハホールディングス(3391):4.6%安の9170円。プライベー トブランド(PB)商品の品ぞろえの強化や110店の出店で16年5月期 の連結営業利益は前期比8.5%増の292億円を見込む、と16日に発表。た だ、アナリストによる予想平均の305億円は下回った。

NTN(6472):7.2%高の808円。野村証券は16日付で投資判断を 「中立」から「買い」に、目標株価を650円から1050円に引き上げ た。16年3月期に営業最高益更新が見込まれるなか、株価は前回利益ピ ークの7割程度にとどまっており、値ごろ感が大きいと指摘。米司法省 のカルテル調査終息により課徴金などで財務基盤がき損するリスクも後 退したという。今期連結営業利益予想を520億円から540億円に(会社計 画500億円)、来期を570億円から580億円に上方修正した。

JT(2914):1.4%高の4438.5円。クレディ・スイス証券は16日 付で目標株価を4300円から5000円に引き上げた。国内たばこ事業は月次 販売トレンドが底堅く、海外たばこ事業は継続的なプライシング効果が 発現、さらに飲料関連事業の売却でグループ全体の収益性改善と業績面 は盤石と評価。15年12月期の連結営業利益予想を5400億円から5780億円 (会社計画5390億円)、来期を6160億円から6560億円に上方修正した。 投資判断は「アウトパフォーム」を継続。

ヨンドシーホールディングス(8008):3.2%高の2930円。 SMBC日興証券は16日付で目標株価を2700円から3300円に引き上げ た。婚約指輪などの4℃ブライダルの売り上げが順調に改善していると 指摘。売り上げ回復は、消費回復だけでなく価格対応や商品開発、今期 からの再来店促進施策強化が奏功していると分析。同証による16年2月 期の連結営業利益予想を58億8000万円から60億8000万円(会社計画58億 円)に上方修正、来期を66億3000万円と試算。投資判断は「アウトパフ ォーム」を継続した。

アイ・アールジャパンホールディングス(6035):8.3%高の1079 円。上場企業を対象に取締役会の運営について評価、助言するサービス を始めたと日本経済新聞が報道した。

ヘリオス(4593):11%安の1500円。理化学研究所などによるi PS細胞を使った移植治療の臨床研究で、網膜疾患患者への2例目の移 植手術が見送られていたと17日付の日本経済新聞朝刊が報道。患者から 作成したiPS細胞に複数の遺伝子変異が見つかったためという。 SMBCフレンド調査の高沖聡シニアアナリストは、報道を受けてi PS細胞を用いた再生医薬品の事業化はまだ先、との印象が一段と強ま り、見切り売りを出した投資家が多いのではないかと電話取材で述べ た。

クックパッド(2193):3.9%高の6120円。いちよし経済研究所 が16日付でフェアバリューを5900円から7500円に引き上げ、投資判断は 「買い」を継続した。新生活関連サイト、電子書籍関連、料理教室など による既存サイトへの相乗効果を評価。これらは新メディア戦略効果と して広告・課金収入の拡大につながり、中長期的にはコンテンツを中核 にした経済圏形成が可能とした。

じげん(3679):5.9%高の732円。スカイマークとインターネット マーケティング分野で業務提携すると17日に発表。じげんは一定期間、 経営破たんしたスカイマクに人材を派遣するほか、インターネット検索 性の改善やホームページ拡充、操作性の向上といったノウハウを提供す る。

ジェイテクト(6473):2%高の2300円。野村証券は16日付で目標 株価を2300円から2800円に引き上げた。16年3月期の連結営業利益予想 を860億円から910億円(会社計画780億円)、来期を970億円から1030億 円に上方修正した。海外拡販が進むステアリング事業や利益率改善が確 認できたベアリング事業の収益予想を引き上げたと説明。投資判断は 「買い」を継続した。

アークランドサカモト(9842):2.3%安の2806円。2月21日~5 月20日(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比15%減の23億1100万 円だった、と16日に発表。ホームセンターの既存店売上高が同12%減と 苦戦し小売事業は減収減益となった。通期業績予想は据え置いた。

マーケットエンタープライズ(3135):ネット型リユースサービス を展開する同社は17日、東証マザーズ市場に新規株式公開(IPO)し た。朝方から買い気配を切り上げ、上場初日は公開価格の1500円に対 し2.3倍となる3450円買い気配のまま取引を終了した。

スマートバリュー(9417):16日に東証ジャスダックに新規株式公 開し、2日目となる17日午後に初値を形成した。初値は公開価格の1580 円に対し4.4倍の7030円。初値上昇率は4月30日公開のテラスカイの4.5 倍に次ぐことし2番目の大きさ。終値は公開価格比5.1倍の8100円。同 社は自治体向けクラウドサービスを展開。

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