中国株めぐる議論:もはやバブルか否かでなく、いつ破裂するか

もはや中国株式相場の上昇がバブルかどうか ではない。問題はバブルがいつ破裂するかだ。こう指摘する市場関係者 が増えている。

中国株のバリュエーション(株価評価)は一部の尺度で測る と、2007年にみられた中国株式相場への熱狂のピーク時の水準を既に上 回っている。

交銀国際は16日、過去800年間の世界のバブルに関する分析を基 に、中国株式相場が半年以内に大幅下落する可能性があると指摘。マッ コーリー・インベストメント・マネジメントは中国本土株に対して7年 ぶりに弱気姿勢に転じ、既に本土株のエクスポージャーを減らしてい る。同社のアジア株ファンドは今年これまでのところ、同種ファンドの ほぼ全てを上回るパフォーマンスを示している。CLSAはバリュエー ションがさらに大きく上昇すれば、当局が相場調整に乗り出す可能性が あるとみている。

交銀国際の中国担当チーフストラテジスト、洪灝氏(香港在勤)は ブルームバーグとのインタビューで、「非常にボラティリティ(変動 性)の高い時期を経過した後、最終的には相場の大幅下落が起きるだろ う」と予想。「中国株がバブル状態にあるのは明らかだ」と述べた。

信用取引が過去最大規模に膨らみ、株式投資の初心者が記録的な数 となる中で、中国株式相場の時価総額は9兆8000億ドル(約1210兆円) と、この1年で3倍になった。本土の証券取引所上場株の平均的な予想 株価収益率(PER)は84倍。上海総合指数が史上最高値を付けた07 年10月時点に比べて約2倍割高な水準にある。

原題:China Bubble Debate Turns to When, Not If, Stocks Will Tumble(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Angie Lau、Jonathan Ferro.

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