シティのバナメックス、資金洗浄統制甘さ指摘のメール無視か

米銀シティグループ傘下バナメックスUSA のマネーロンダリング(資金洗浄)に関連する内部統制を調べていた米 司法省の刑事捜査の過程で、罰金に相当する銀行秘密法への重大な違反 の可能性が発覚した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

非公開情報であることを理由に関係者が2人匿名を条件に語ったと ころでは、マネーロンダリング対策の慣行の甘さに懸念を示した職位の 低い社員からの電子メールに検察当局は注目している。

大口送金の受取人に関する情報の把握が十分でないとの懸念やコン プライアンス(法令順守)スタッフ増員の要請、マネジャーらが長年き ちんと対応してこなかったという苦情が、電子メールで提起されていた という。

関係者によれば、バナメックスUSAを対象にマサチューセッツ州 の連邦地検が行っている資金洗浄の内部統制捜査の終了は、来年以降に なる見通し。銀行秘密法違反をめぐっては、JPモルガン・チェースが バーナード・マドフ受刑囚の巨額ねずみ講事件との関係で昨年支払いに 応じた26億ドル(約3200億円)が過去最高額となる。

シティの広報担当モリー・ミラーワイズ・マイナーズ氏は、同行が 当局に全面的に協力していると説明。司法省のピーター・カー報道官は コメントを控えている。

原題:Citigroup Said to Ignore E-Mails on Lax Controls at Banamex Unit(抜粋)

--取材協力:Greg Farrell.

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