LIBOR操作:共謀のブローカーは最大670万円の収賄-検察

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ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の操 作で、元UBSグループのトレーダー、トーマス・ヘイズ被告を手助け したインターディーラー・ブローカーらは最大3万5000ポンド(約670 万円)もの賄賂を受け取っていた。裁判で検察側が主張した。

それによると、ヘイズ被告はLIBORの設定に関わる銀行の担当 者に働きかけたり、市場で取引があるかのように見せかける「スプーフ ィング」の行為で外部ブローカーに協力を頼んでいた。

ヘイズ被告が問われているLIBOR操作共謀8件について、ロン ドンで刑事裁判が15日に行われた。検察は同被告が共謀相手とされるブ ローカーらとやり取りしたインスタントメッセージを陪審員に提出し た。

ブローカーらは受け取る賄賂の金額について公然とメッセージでや り取りしていた。賄賂は互いに注文をキャンセルし合う「ウォッシュト レード」で取引高が膨らんでいるように見せかけブローカーの手数料を 増やすという方法で支払われていた。

2009年2月に、こうした取引をシステムに入力した後、あるブロー カーが「きょう、3万5000ポンドの取引をしたか」と尋ねると、もう一 人が「やった」と答え、「どうやって」と尋ねられると「知らない方が いいよ」と答えていた。

(更新前の記事は最終段落の金額を訂正済みです)

原題:‘You Don’t Want to Know:’ What Brokers Said in Hayes Messages(抜粋)

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