ブラジル株:ボベスパ4日ぶり反発-割安感で銀行株買われる

16日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が上昇。銀行株を中心に買われた。ブラジルは25年間で最悪のリ セッション(景気後退)に向かっているものの、銀行株のバリュエーシ ョン(株価評価)が2009年以来の低水準付近に低下したことが投資家を 引き付けた。

MSCIブラジル指数を構成する金融株は5月に急落。ルセフ政権 が財政赤字圧縮のため銀行の利益への課税を強化したことが嫌気され た。下げは6月初めにも続き、株価収益率(PER)は6.95倍と、09年 以来の低水準近くになった。

ボベスパ指数は前日比1.1%高の53702.15で終了。4営業日ぶりに 上げた。時価総額で中南米最大の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールデ ィングが指数の上げに最も寄与した。経営陣刷新を発表したブラジル銀 行も上げた。

ブラジル最大の衣料小売り企業、ロジャス・レナーを中心に消費関 連株は下落。鉄鉱石価格が3営業日続落したことを受け、鉄鉱石生産で 世界最大手のヴァーレも下げた。

原題:Banks Lead Ibovespa Gain as Valuation Outweighs Recession Threat(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE