元ゴールドマンのバンカーがヘッジファンド設立へ

米ゴールドマン・サックス・グループの元バ ンカー2人がヘッジファンドを設立する。金融危機後の新規則の下で銀 行が融資しにくくなった借り手に資金を提供する計画だ。

ジョナサン・イーゴル、ロバート・アラード両氏はともにゴールド マンで仕組み商品を担当していた。16日の発表によると、両氏は今年、 ファイアブレーク・キャピタルを設立する。

最高経営責任者(CEO)となるアラード氏はインタビューで、 「銀行ができなくなった業務をたくさん手掛けようと考えている」と語 った。

イーゴル氏(45)は最高投資責任者(CIO)に就任する。同氏は 「アバカス2007-AC1」と呼ばれる合成債務担保証券(SCDO)を 編み出したトレーディングデスクの責任者だった。10億ドル(約1235億 円)規模のこの商品は、ゴールドマンと同社元バイスプレジデントのフ ァブリス・トゥール氏に対する米証券取引委員会(SEC)の訴訟の原 因になった。

銀行から融資を受けられないような企業に貸し付けるノンバンク事 業にはマラソン・アセット・マネジメントやオークツリー・キャピタ ル・グループ、KKRなども参入意欲を示した。ファイアブレークは当 初1億5000万ドルの資金でファンドを開始する計画。アラード氏は大手 が手掛けないような小粒の案件に機会があるとみている。

原題:Ex-Goldman Sachs Pair Start Shadow Bank as Rules Curtail Lending(抜粋)

--取材協力:Nathaniel E. Baker.

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