欧州株:3日ぶり上昇、ドイツが買われる-ギリシャ値下がり

16日の欧州株式相場は反発。指標のストック ス欧州600指数は前日、4月以降で最悪の2営業日続落となっていた。 この日はドイツ株の上げが目立った。一方、債務協議が行き詰まったま まのギリシャの株式は売られた。

ストックス600指数は前日比0.6%高の385.49で終了。一時は1.1% 下げたものの、欧州委員会がギリシャが新たな提案を示せば交渉を再開 すると表明し、これを手掛かりに反発した。独DAX指数も反発 し0.5%高。ユーロ安を背景に輸出銘柄が買われた。スペインとポルト ガルの株価指数は一時1.5%を超える大幅安となったが、下げを埋めて プラス圏で取引を終えた。

ランプ・アセット・マネジメント(デュッセルドルフ)で約70億ド ル相当の資産運用に携わるミヒャエル・ボイシュネック氏は、「全体像 を不鮮明にする要因に気をそらされず、改善しつつあるファンダメンタ ルズに市場参加者が再び注目するようになれば株式相場は回復するだろ う」と指摘。「とりわけスペインとアイルランド、ポルトガルは、ギリ シャからのいかなる影響も封じ込めることができる」と語った。

ギリシャのアテネ総合指数は3日続落で、この日は4.8%下げた。 3日間の下落率は、チプラス首相率いる急進左派連合(SYRIZA) が政権を握った1月以降で最大。同国のデフォルト(債務不履行)回避 とユーロ圏残留を目指した週末の交渉は決裂し、次の焦点は18日のユー ロ圏財務相会合(ユーログループ)に移った。

個別銘柄では英ブックメーカーのラドブロークスが4.4%上昇。フ ランス・オランダ系航空会社のエールフランス・KLMグループ は3.4%下げた。

原題:European Stocks Rise First Time in Three Days; Greek Shares Fall(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE