6月のドイツZEW景況感、3カ月連続悪化-ギリシャ危機で

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ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が まとめた6月の独景況感指数は、3カ月連続で悪化した。ギリシャのデ フォルト(債務不履行)リスクがドイツ経済の先行きに影を落としてい る状況が示唆された。

ZEWが16日発表した6月の期待指数は31.5と、前月の41.9から低 下し、昨年11月以来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト36人の調査中央値では37.3への低下が見込まれていた。同指数 は向こう6カ月の見通しを示す。

独連邦銀行(中央銀行)は消費拡大への楽観から国内経済の見通し を引き上げたものの、ギリシャが債権者側との交渉で救済融資を確保す る合意に至ることができず、これがユーロ圏全体に悪影響を及ぼしてい る。

ZEWのクレメンス・フュースト所長は発表文で、「ドイツの良好 な経済が一段と改善する余地を対外要因が狭めている」とし、「とりわ けギリシャの先行き不安や世界経済の勢い抑制がこうした要因に含まれ る」と指摘した。

発表によれば、6月の現状指数は62.9と、前月の65.7から低下。6 月のユーロ圏期待指数は53.7と、5月の61.2を下回った。

原題:German Investor Confidence Drops as Greece Clouds Outlook (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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