米エネルギー長官、戦略石油備蓄の新たな役割を示唆

モニズ米エネルギー長官は15日、同国の戦略 石油備蓄(SPR)について、世界の原油価格ショック緩和のために利 用すべきであり、使途を米国の供給面での緊急事態緩和に限定するべき ではないとの見解を示した。

モニズ長官は、米国の原油生産増加によってSPRの利用に関する 柔軟性が高まっていると指摘。SPRはアラブ諸国による原油禁輸措置 に伴う供給不足に対応するため40年前に創設された。地下施設では7億 バレルを超える原油の備蓄が可能だ。

米エネルギー情報局(EIA)がワシントンで主催した会議で、モ ニズ長官は国内市場向けのSPR放出は原油市場の混乱から米国を守る 「最も有益な手段」だと指摘。その上で、SPRを「再評価する時だ」 と語った。変更には米議会の承認が必要となるもよう。

同長官は、SPRが輸出されることはないだろうが、中東の情勢不 安に伴う価格ショックの緩和に向け世界の供給を増やすことに利用され る可能性はあると語った。

原題:New Role for Strategic Oil Reserve Seen by U.S. Energy Secretary(抜粋)

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