中国の米国債保有2カ月連続増、日本減少-4月対米証券投資

更新日時

中国の米国債保有は4月に2カ月連続の増加 となった一方、日本の保有は1年ぶりの低水準に減少した。

米財務省が15日発表した対米証券投資統計によると、中国の米国債 保有残高は1兆2600億ドル(約155兆円)と、前月から24億ドル増加。 日本は1兆2200億ドルで、前月比で112億ドル減少した。日本は2月 に2008年以来初めて外国勢の国別の米国債保有で首位を中国から奪った 後、3月に再び同国に追い越されていた。

中国の外貨準備高は過去最高を付けた昨年6月以降減少傾向にあ り、今年3月時点で3兆7300億ドルと、13年以来の低水準。人民元は4 月に0.1%下落し、ブルームバーグが集計する主要31通貨の中で対ドル 相場のパフォーマンスが最低となった通貨の1つだった。円は0.6%上 昇した。

ベルギーの米国債保有は239億ドル減少し2289億ドルと、米財務省 の4月の統計に掲載された国別保有額で最大の落ち込みとなった。ベル ギーは国際決済機関ユーロクリア・バンクの本拠地であるため、外国勢 の需要の指標となると、バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリン チのグローバル金利・通貨責任者、デービッド・ ウー氏は昨年指摘し た。

米財務省の統計に含まれた国際資本フローのデータによれば、4月 の外国勢による米長期証券投資は539億ドルの買い越し。財務省短期証 券(TB)や株式スワップなどの短期証券を含む全体では1066億ドルの 買い越しとなった。

原題:China’s Treasury Holdings Rise for a Second Month (Correct)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE