欧州株:約4カ月ぶり安値、ギリシャ株に売り-救済協議決裂で

15日の欧州株式相場は約4カ月ぶり安値に下 落。ギリシャ政府と債権者側の交渉が14日に決裂したことを受け、同国 株が売りを浴びた。

欧州指標のストックス欧州600指数は前週末比1.6%安の383.02で終 了。ギリシャのアテネ総合指数は4.7%の大幅安。アルファ銀行が 9%、ピレウス銀行が12%強の下げとなった。イタリアのFTSE・ MIB指数は西欧市場の主要株価指数の中で2番目に大きな下落率とな り、2.4%安で取引を終えた。

ノムラ・インターナショナル(ロンドン)の資産配分ストラテジス ト、ウィトルド・バーク氏は「政治が全てだ」とし、「状況が比較的ス ムーズな形で悪化するか、もしくはギリシャがユーロ圏を離脱し未踏の 領域に踏み込む極端なシナリオになるかのいずれかだ。GREXITに 市場は何とか対応できるだろうが、当初のボラティリティ後、リスクプ レミアムは高まるだろう」と語った。

欧州委員会によれば、債権者側とギリシャ政府との隔たりは依然大 きく、交渉はわずか45分で決裂した。同国のデフォルト(債務不履行) 回避とユーロ圏残留の鍵となる焦点は今や、18日のユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)に移った。

欧州個別銘柄では、ドイツの小売り大手メトロが4.7%、不動産会 社ドイチェ・アニントン・イモビリエンは5.6%それぞれ下げた。英格 安航空会社イージージェットは2.3%の値下がり。

原題:Greek Stocks Lead Europe Markets Lower as Debt Talks Break Down(抜粋)

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