民主は「国にとってよくない」、維新は一線画せ-橋下大阪市長

大阪市の橋下徹市長は15日、民主党の在り方 を批判し、最高顧問を務める維新の党は「一線を画す」よう求める見解 を示した。同氏は14日、安倍晋三首相と会談している。

橋下氏は自身のツイッターで「民主党という政党は日本の国にとっ てよくない。なぜなら政党の方向性が全く見えない」と語った。ただ、 「もちろん個別メンバーは別」とも指摘した。

菅義偉官房長官は15日午前の会見で、安倍首相と橋下市長が14日に 会談したことを認めた。菅氏は「いろんな話をした」としながらも、会 談の詳しい内容については明らかにしなかった。

国会では24日の会期末を控え、安全保障法制や労働者派遣法改正案 など労働法制をめぐって自民、公明両党と民主党との対立が激化。12日 の衆院厚生労働委員会では民主党が共産党と共に欠席したのに対し、維 新の党は出席し、安倍首相に対する質疑に参加している。

橋下氏は5月17日、大阪市を廃止し、5特別区を新設する「大阪都 構想」の協定書(制度案)への賛否を問う住民投票を実施したが、反対 多数で否決され、12月の任期をもって政界引退を表明している。菅官房 長官は同月12日の記者会見で「大阪というのは二重行政の効率化を進め るために大改革を進める必要がある」と発言するなど、橋下氏の姿勢を 擁護する発言をしていた。

--取材協力:広川高史.

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