ボルドー地方のシャトー、タンクなど設備の刷新進む-投資増

フランスのボルドー地方にあるシャトー・コ ルバンやシャトー・フィジャックなどのワイナリーでは設備の刷新が検 討されている。同地区でインタビューしたワイン生産者らによれば、醸 造・熟成技術の改善が進んでいることが背景にある。

フランス南西部にあるボルドー地方では今週、毎年恒例のワインフ ェア「ビネクスポ」が開かれ、ここ数年間に生産されたワインの品質 や2014年産の先物の販売状況が吟味される見通しだ。主催者によれ ば、42カ国から約2350の出品者が参加する。

ボルドー地方のトップレベルのワインを中心に需要が高まる中、ワ イナリーへの投資はここ20年にわたって増加している。10万6000ヘクタ ールのワイン畑が広がる同地方には7000を超えるワイナリーがあ る。2011年以降、中国での需要の冷え込みを反映しワイン価格は下落し ているものの、ここ10年間で2倍余りに上昇している。

サンテミリオン地区にあるシャトー・コルバンのオーナー、アナベ ル・クルーゼバルディネ氏は4月のインタビューで「コルバンでの次の 大型プロジェクトはタンクルームだ。1年か2年のうちに始める予定 だ」と語る。このシャトーは同氏の曽祖父母が1924年に購入した。

シャトー・コルバンには60年代に設置したコンクリート製のタン ク13基があるが、これらを同じ材料でできた20基のより小さいタンクに 切り替え、ブドウをより細かく精選し醸造する計画だ。近隣のワイナリ ーでも同様の動きがあり、ポムロール地区にあるシャトー・ラ・コンセ イヤントでは12年の収穫分から22基のタンクを設置した新たなタンクル ームを稼働させている。

原題:Bordeaux Renovation on Agenda Amid Wine Estate Investment Surge(抜粋)

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