【個別銘柄】石油関連が軟調、エイチーム急落、ニチレイ上昇

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15日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は次の通り。

石油関連株:国際石油開発帝石(1605)が前営業日比1.6%安 の1486円、富士石油(5017)3.6%安の485円、JXホールディングス (5020)1.5%安の542.4円など。12日のニューヨーク商業取引所 (NYMEX)のWTI先物7月限は続落し、前日比81セント (1.3%)安の1バレル=59.96ドルで終了した。サウジアラビアとイラ ク、アラブ首長国連邦(UAE)による増産で世界的な供給超過がさら に進むと警戒された。

川崎汽船(9107):1.7%安の294円。クレディ・スイス証券は12日 付で投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を370 円から340円に引き下げた。収益の主軸が直面している課題が厳しさを 増していること、コスト削減の機運が低下の様相を呈していることを勘 案した。同証の2016年3月期の連結営業利益予想を571億円から488億円 に、17年3月期を660億円から561億円に下方修正した。

ニチレイ(2871):7%高の768円。野村証券は12日付で投資判断 を「中立」から「買い」に、目標株価を610円から870円に引き上げた。 円安に伴う原材料価格の上昇と運送コストの一種の庸車費の上昇が重石 となってきたが、これらネガティブ要因を価格改定や合理化効果で吸収 できる環境が整った、と分析。16年3月期の連結営業利益予想を173億 円から198億円に(会社計画187億円)、来期を181億円から215億円に上 方修正した。

エイチーム(3662):11%安の2448円。韓国のNHNエンターテイ ンメントとの資本提携を解消、折半出資で設立した合弁会社も解散する と12日に発表。提携解消に伴いNHNは、保有するエイチーム株58万株 (発行済株式総数の2.99%)を売却の意向とした。

テイ・エス テック(7313):4.9%安の3320円。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券は12日付で投資判断を「中立」から「アンダーウエ ート」に、目標株価を2900円から2800円に引き下げた。16年3月期のホ ンダ向けシートの逸失台数は20万台前後と従来想定の15万台前後から拡 大、この影響は来期まで続く可能性が高いと分析。新型ステップワゴン 効果も不発になりそうと予想した。新しい今期連結営業利益予想は375 億円(従来365億円、会社計画385億円)、来期は398億円とした。

グノシー(6047):2.6%高の1800円。15年5月期の連結営業利益 は従来予想5100万円を上回る1億9100万円になったようだと12日発表。 前の期実績は13億5800万円の赤字だった。第4四半期に国内ダウンロー ド数が想定を上回って好調だったほか、販管費削減なども寄与する。

gumi(3903):11%安の1602円。16年4月期第1四半期(5- 7月期)の連結営業損益は11億円の赤字見通しと12日に発表。スマート フォン向けネイティブアプリ「ブレイブフロンティア」の日本語版は前 期第4四半期比25%減、海外言語版も同20%減の売り上げ減少を見込 む。新規タイトルの売上高については僅少と想定した。

エフ・シー・シー(7296):5.7%安の1960円。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券は通期予想の未達を予想し、12日付で投資判断「ア ンダーウエート」を継続した。インドネシア二輪車市場の低調は数量・ コストの両面で重石、と指摘。同証による16年3月期の連結営業利益予 想は106億円と会社計画108億円を下回る。

ミクシィ(2121):3.9%高の5670円。UBS証券は12日付で投資 判断を「中立」から「買い」、目標株価を4800円から6350円に引き上げ た。同社のスマートフォン向けゲームアプリ「モンスターストライク」 のポテンシャルを再評価、月商とライフタイム前提を引き上げた。16年 3月期の連結営業利益予想を794億円から934億円、17年3月期を447億 円から601億円に上方修正した。

島精機製作所(6222):3.9%高の2196円。岩井コスモ証券は12日 付で投資判断を「中立プラス」、目標株価は2400円で調査を開始した。 ホールガーメント横編機の拡販などで会社が計画する16年3月期の増 収、営業増益を支持するとした。連結営業利益予想は今期が会社計画と 同じ前期比22%増の70億円、来期が80億円。

スリー・ディー・マトリックス(7777):8.1%安の1580円。16年 4月期の連結営業損益予想は19億9600万円赤字~2400万円黒字と12日に 発表。吸収性局所止血材の欧州での販売提携候補先との交渉状況や進ち ょく状況による契約一時金等収入が遅延する可能性を考慮した。

東京鉄鋼(5445):7.5%高の615円。岩井コスモ証券は12日付で投 資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価を550円か ら690円に引き上げた。16年3月期の下期以降は東京オリンピック関連 施設の着工などで、ねじ節鉄筋「ネジテツコン」など同社製品への引き 合いが一段と高まる、と分析。連結営業利益予想は、今期が47億円(会 社計画と同じ)、来期が50億円とした。同証では今期年間配当を前期比 3円増の15円、来期を17円と試算する。

ザッパラス(3770):8.1%安の593円。16年4月期の連結営業損益 予想は収支トントンの見通しと12日発表した。前期実績は5億1600万円 の黒字。

テー・オー・ダブリュー(4767):5.3%高の1133円。6月末の株 主を対象に1株を2株に分割する、と15日午後1時に発表。最低投資金 額の低下による新規資金の流入、株式流動性の向上を見込む買いが入っ た。

市進ホールディングス(4645):3.3%高の250円。学研ホールディ ングスと業務・資本提携を強化すると12日に発表した。両社グループか らそれぞれ子会社にアドバイザーを選任。営業力を強化や経営戦略に助 言し付加価値を高めるのが狙い。

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