米たばこ市場、見通し改善で外国勢関心も-レイノルズCEO

米たばこ業界では企業利益が伸び、喫煙関連 訴訟が減少傾向にあるなど「昔の姿」を取り戻しつつあると、たばこメ ーカー、レイノルズ・アメリカンのスーザン・キャメロン最高経営責任 者(CEO)が指摘した。

レイノルズは12日、250億ドル(約3兆900億円)余りでロリラード を買収する手続きを完了。規模の拡大で利益率が改善し、小売価格を引 き上げる可能性もある。より強力な業界2位として最大手アルトリア・ グループに挑む。喫煙者がたばこ会社を提訴しにくくする裁判所判断が 最近示されたことも業界への追い風となっている。

外国のたばこ会社はこの数十年間、米国市場を避けてきたが、キャ メロンCEOは見通しの改善で同市場が外国勢にとってより魅力的にな る可能性があると指摘した。

キャメロンCEOは電話インタビューで、「グローバルなたばこ会 社はいずれ米国への関心を強めるだろう。全てが変わる以前の昔の姿に だ」と語った。日本たばこ産業(JT)やフィリップモリスインターナ ショナル、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)などが米国 の顧客を販売対象とする可能性があると指摘した。

もっとも、全てがかつてのようになるわけではない。米食品医薬品 局(FDA)はたばこ業界規制に関する新たな権限をまだ試している段 階にある。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社など一 部の潜在的な投資家にとってはこうした不確実性が参入への障害となり 得ると、キャメロンCEOは指摘した。

原題:U.S. Tobacco Industry Is Enjoying Return to ‘Old Days,’ CEO Says(抜粋)

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