メルケル独首相がECB擁護-デフレ回避の低金利に理解示す

ドイツのメルケル首相は12日、欧州中央銀行 (ECB)にはユーロ圏をデフレから守る責務があるとして、同中銀の 刺激策を擁護した。メルケル首相が金融政策について発言するのはま れ。

首相は会議で、ECBの独立性を尊重するとあらためて強調した。 その上で、低金利が預金者を罰しているも同然との国内でのECB批判 について、「一つだけ」言いたいことがあると発言。「インフレ率が非 常に低い時には、ECBのような中央銀行は対応を検討しなければなら ない。その理解をせめて求めたい。デフレが進行する状況にならないよ う確実にするのはECBの責務だ」と続けた。

ユーロ圏のインフレ率は5月に0.3%と、半年ぶりプラスに転じ た。ECBの物価目標の目安は2%弱。

通貨ユーロは今年これまでに対ドルで7%余り下げているが、昨年 は1ユーロ=1.40ドル近くまで上昇した。メルケル首相は強いユーロは 輸出競争力をそぎ、スペインやポルトガルなどの構造改革を困難にする とも述べた。

原題:Merkel Defends ECB From German Criticism After Deflation Scare(抜粋)

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