アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株上昇-印株も上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

12日の中国株式市場では、上海総合指数が上昇。週間ベースでも2 週連続高となった。相次ぐ新株発行で既存株から資金が流出するとの懸 念はあるものの、追加の金融刺激策が講じられるとの観測の方が材料視 された。

上海市場の不動産株の指標は最高値を付け、万科企業(000002 CH)は深圳市場で1%高。上海外高橋保税区開発(900912 CH)は10% の値幅制限いっぱい上昇。上海市が10社余りの公有企業を再編すると上 海証券報が報じた。光明乳業(600597 CH)は4日連続で8%を超える 値上がりとなり、生活必需品銘柄の上げをけん引した。

上海総合指数は前日比0.9%高の5166.35で終了。今週の上昇率 は2.9%となった。CSI300指数は前日比0.5%高。

RBCインベストメント・マネジメントの香港在勤トレーダー、ク レメント・チェン氏は「5月のマクロ指標は全般に4月より良好だった が、より着実な回復を確認できるほどの力強さはなかった」と指摘。 「市場が一段の金融緩和を予想しているのはそのためだ」と説明した。

香港市場では、ハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.8%上 昇し、ハンセン指数は同1.4%高で引けた。

【インド株式市況】

12日のインド株式相場は上昇。ボラティリティ(変動性)が高まる 中、銀行株と公益株の上げが目立った。指標のS&P・BSEセンセッ クスは週間ベースでは3週連続安となった。

ICICI銀行が1カ月ぶり大幅高となり、銀行株指数は7カ月ぶ り安値から反発。インド最大の民間電力会社タタ・パワーは約3カ月ぶ りの大幅高。前日に1カ月ぶり安値を付けたバーラト重電機も値上がり した。

センセックスは前日比0.2%高の26425.30で終了。前週末比で は1.3%下げた。ブルームバーグのまとめたデータによれば、ボラテリ ティ指数(30日ベース)は2013年10月以来の高水準に達した。

アンビット・インベストメント・アドバイザーズ(ムンバイ)のマ ネジングディレクター、バイブハブ・サングハビ氏は電子メールで、 「大きな材料がないことから、向こう3-4カ月の相場動向は不安定と なる公算が大きい」と指摘した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.2%安の5545.25。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.2%安の2052.17。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.56ポイント安の9301.93。

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